はんなり。

レビューとか日頃のあれこれ

僕の一子相伝とは

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一子相伝とは

学問や技芸などの秘伝や奥義を、自分の子供の一人だけに伝えて、他には秘密にして漏らさないこと。「相伝」は代々伝えること。

僕には秘伝や奥義を教えることはできません。

こんな僕でも代々引き継いでいることはあるんです。

そんな一子相伝の意味を記憶に残したまま続きをどうぞ。

 

 

いやー昨日は寝すぎましたわー

 

春眠暁を覚えず なんてねw

 

1週間前の日曜日から今日は出かけるぞと話しておいたのに・・・

待ち合わせの時間をとっくに過ぎても奴は現れない

仕方なく奴の自宅へ
 
のん気に寝てる友人を叩き起こし、ラーメンでもおごれ。と車に乗せた

ちょうど町田のバイクパーツ屋に用があったので町田周辺に車を走らせて
 
途中にあった古ぼけたラーメン店に入った。

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「味の好みは!?濃い目!?普通!?薄目!?」

 
と叫ぶおっさんを暑苦しいと感じながらも僕は「濃い目で」と答えた
 
するとおっさんは
 
「お客さん!!うちのは味濃いッスよ!!!」
 
と叫んだ
 
るせージジィ!んなら最初から聞くんじゃねーさっさと濃い目で出せよボケ!
 
心の中でつぶやくのを押さえ込み

僕は「濃い目で」と静かに答えた
 
 

うわーアイツバカだーw!素人だー!w
 
 

一瞬店内がどよめいたのを感じた
 
そしておっさんが僕の前にラーメンを置いた
 
気分が悪くなるほどの醤油臭は、タレがほぼ原液であろう事を示していた。
 
「どうです?やっぱり薄めましょかw?」
 
おっさんは半笑いで聞いてきた
 
 
ッチ・・・めんどくせーな・・・
 
 

おそらく口内炎はまぬがれないであろうその極悪ラーメンを

僕はおごらせたという気負いもあって食べきろうと思った。
 
尋常じゃない汗を額にうかべ咳きこみながら食べた
 
心地よい春の風がめくる道行く女子高生に目もくれず・・・

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僕が小学校の頃、まだ小さかった頃、買い物帰りのおかんが
 
この橋を渡らないでください。と書かれた看板を見つけ
 
得意げな顔でしょぼい橋の真ん中を渡り
 
真ん中の板だけブチ破れて川に落ちたのを思い出した。
 
 
 
バカは死ななきゃ治らないと言うけれど
 
一子相伝で伝わっていくものでもある。ということをいまここのラーメンで学んだ。
 
 

 
けっきょく食べ切れなかった僕が
 
目的地である八王子のパーツ屋に到着すると
 
アンミラの制服やどっかの中学のジャージやモスの制服を売っている怪しげな店になっていた。
 
 

 

やっぱ地元がいいなと思った。

 

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