はんなり。

レビューとか日頃のあれこれ

カジノ法案はどうなる?

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カジノ法案が可決されいよいよ動き出してますカジノ計画。

2020年東京オリンピックまでに間に合うんでしょうかね?

メリット・デメリット多々あれど、どのみちできるんでしょうね。

 今更メリット・デメリットなんか書く気はありませんw

 

hannari.hatenablog.jp

そんなカジノ法案を頭に浮かべながら読んで頂けると幸いです。

 

 

基本的に、ギャンブルというのは胴元が一番もうかるようなしくみになっている。

もしあなたが金儲けを主体にギャンブルを考えているのであれば、

ギャンブルをする側ではなく、させる側、つまり自分が胴元になるのが賢い選択だと言えるだろう。

文部科学省だってそのことを知っているからこそサッカーくじの胴元になることを決めたのだし

宝くじにしろ競馬にしろ、

ギャンブルという一点をとらえるかぎり、その基本は変わらない。

 

だが、それでもなおギャンブラーとして、あくまでギャンブルをする側に立ちつづける者たちがいる。

 

 

ーー博打打ち――

 


ギャンブラーという言葉には、たとえば大勝したときの快感が忘れられず、

借金をかかえて身を持ち崩してしまうギャンブル中毒とは微妙に違ったニュアンスを含んでいる。

いや、たしかに彼らはギャンブル中毒ではあるが、その価値観の根本にあるのは金ではない。

といって、金をかけないギャンブルを奨励しているわけでもない。

ギャンブラーにとって、金とは、自分の魂を燃え立たせるたたせるもの、

命を削るような真剣勝負をするための道具でしかない。

そこにあるのは、トータルな視点に立ったときに必ず儲かるようになっている胴元

人間の欲望をうまく操作して「商売」している力ある者たちをだしぬいて、

人生のトータルで大勝してやろうという欲望なのだ。

 

ずっと仲の良い大馬鹿野朗と二人でマカオに行ってきた

人生二度目の海外、そして人生二度目のマカオ

もちろん今現在持ってる預金や車を売った金の全てを持って・・・

 

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一日目、現地に着き一番有名なホテルリスボアのカジノへいった

いくら20億負けて飛び込み自殺したバカがいる

バカの本場といっても賭けている客は善良な観光客ばかり

そのためか客vs客というより客vsディーラーといったギャンブルが目立った


一緒に行ったバカは一緒に働いていた頃から

東京外国語大学卒という異端の経歴の持ち主で

英語、中国語、ドイツ語と四ヶ国語をしゃべれるのに

黒い仕事をしているという僕の大好きなタイプのバカであり

なかなかの小金持ちだ


そいつのコネでカジノのVipルームに通してくれるジャンケットという人が用意されていた

マカオのカジノのVipルームは日本と違い

各個室にオーナーがいて部屋の名前までちゃんとある

全財産をチップに替えて

そこに通されたわけだが・・・

 

甘かった

 

なんですかあのふざけたレートは

僕の入った部屋はバカラしかなく

 

min5万HK$~max100万HK$ *1HK$は約14円

 

僕は急におなかが痛くなり

とりあえずトイレで吐いた、

ジャンケットに連れられて歩く廊下が歪んで見えた

その場に刃物でもあったら懐に縛りつけ

いつでも刃物の冷たさを確認できるようしておきたかったが

そんな漫画のような展開はなかなか無い。


持ち前のポーカーフェイスで何事も無く席に座る僕たち

次々とめくられていくカード

最後の一線は狂気を宿して初めて越えられる

僕たちの小銭じゃもって10回・・・

ならいっそ

飛べ!

僕は持っていたチップの半分をバンカーに賭けた。

 

ナテュラル9だった

 

正直震えすぎてガッツポーズも出なかった

僕より多額を賭けていた周りの客はどよめきもしない

アイツラがFATエイリアン

きっと本物のVIPなんだろう

その中の一人のおっさんが名前を聞いてきた

「しげるです、・・・・赤木しげる」

スラスラと偽名が出てくるあたりに自分らしさを感じつつも

シゲル!シゲル!とよぶおっさんがうっとおしかった。

 

アカギってよんでくれ・・・

 

なにはともあれなかなかの+で終われた一日目

さすがに疲れたのでそのままホテルで寝た

 

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二日目は3時間くらいバカラで揉まれるという奇跡のあと

昨日のおっさんが麻雀をしようと言い出した

アカギと名乗った以上僕に断る権利は無い

一応日本語で負けたら腕落とせよと言ったが

おっさんはただにやけるばかり


皆を呼んでパーティーできるくらいは勝ったはずなのに

なぜこんなおっさんと麻雀をするのか

一緒に行ったバカの疑問も振り切り

カモン!シゲル!と僕を呼ぶおっさんにフラフラついていった


ここで計算外の事態が起こった

僕は広東語がわからないのだ

いままで通訳してくれたヤツは今頃パーティーしているかもしれない

しかも麻雀が中国ルール

一応おっさんが広東語でルール説明らしきものをしていたが

わからないという言葉がわからない

まず牌のでかさが違うし、点数計算も違うっぽい

おまけにおっさんどもは牌をボコボコ投げるので

誰が何を捨てたかまったくわかりゃしない

花牌は一役くらいはさすがに知ってたけど


まー基本は一緒だろうと始めたのはいいが

いきなりおっさんの現物を切ったらロンされた

しかも同順で

おいおいおいおい

中国ルールじゃOKなのか?

いやいやツモっとけよ

 

おかげで気がついた

 

僕は食い物にされるんだっ・・・・

 

ただ振るだけの半荘が終わり

8万HK$も取られた


おかしい


レートが狂ってる

 

椅子を蹴飛ばしマカオの夜へと僕は消えた

 

口直しにルーレットでもしよう・・・。

 

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記憶が戻った場所は路上だった

 

二日酔いなのか頭がひどく痛い


カリビアンスタッドポーカーなんて勝てるわけが無い

バカラも確立は常に2分の一

だからこそ世界で一番廃人を作っているゲームなんだな

 

 


這い上がろう。


負けたことがある。というのがいつか大きな財産になる

 

 

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